スキンケア

アトピー性皮膚炎とは

食物アレルギーも関与する皮膚炎で、かゆみのある湿疹が、慢性的に良くなったり悪くなったりを繰り返す病気です。
以前は母乳から、食べ物から感作されると考えられてきていましたが、現在は痛んだ皮膚から経皮的な感作によって起こると考えられています。
 

皮膚からの感作とは

・乳児の場合は、脂漏性湿疹が最も影響を与えます
　→新生児期、母乳のカロリーが高いとお子さんに脂漏性湿疹が高頻度に現れ、傷んだ皮膚から異物が侵入し、感作が進むと考えられます。
 
健康な皮膚
皮膚の表面に十分な量の保湿成分や油分を持っていて皮膚のバリアができ、体内の水分が逃げる事や、外からの刺激を防いでいます。
アトピー性皮膚炎
　保湿成分や油分のバランスが悪く、皮膚炎の状態でバリア機能が弱くなっている為、アレルゲンなどが侵入しやすく、汗などの刺激にも弱くなっています。

という悪循環になります。
 

アトピー性皮膚炎の治療

スキンケアをしっかり行い、清潔に保ちましょう
①洗浄
②傷をつけない
③保護する
 
近年痒みの根源を抑える外用剤もできて、治療が一段進んでいます。